Ella Cao Naveen Thukral
[北京/シンガポール 20日 ロイター] - 中国が貿易協議の「休戦」合意に基づき米国が提示していた2月末までの購入目標、約1200万トンの米国産大豆を買い付けたことが20日、分かった。3人の取引筋がロイターに明らかにした。
昨年10月下旬の首脳会談を受けた貿易休戦により、買い付けが加速した。
貿易摩擦の影響で中国の買い手が北米産を敬遠した結果、昨年9月から4カ月連続で米国からの輸入実績はゼロとなり、中国市場での米国産のシェアは2024年の21%から15%に低下していた。
だが、先週までに中国備蓄糧油管理集団(シノグレイン)と中糧集団(COFCO)の国有2社が大量買い付けを行い、1200万トンの目標を達成した。民間搾油業者は価格の安いアルゼンチン産やブラジル産を優先しており、米国産の買い手は国有企業に限られている。
出荷の詳細に詳しい関係者は「価格が南米産と同等にならない限り、9月の米国の新穀収穫期までは、追加の買い付けが行われる可能性は低い」と述べた。
米中両国は昨年10月下旬の首脳会談後に大豆貿易を再開。ホワイトハウスによると、中国は26年以降3年間にわたり年間少なくとも2500万トンの米国産大豆を購入することにも合意している。