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EXCLUSIVE-米、領土割譲など新たなウクライナ紛争終結案 受け入れ要求=関係筋

2025年11月20日(木)08時25分

米国のケロッグ・ウクライナ担当特使と握手するウクライナのゼレンスキー大統領。ウクライナ首都キーウで8月25日撮影の提供写真。Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS

Tom Balmforth

[ロンドン/キーウ 19日 ロイター] - 米政府はウクライナのゼレンスキー大統領に対し、ロシアとの紛争終結に向け、領土割譲や兵器の一部放棄を含む枠組みを受け入れる必要があると示唆した。関係筋2人が19日明らかにした。

提案にはウクライナ軍の規模縮小も含まれる。関係筋によると、米政府はウクライナに対し枠組みの主要な項目の受け入れを求めている。ウクライナは提案の策定には一切関与していないという。

ウクライナ高官はロイターに対し、米国がロシアと協議している紛争終結に向けた一連の提案に絡み「シグナル」を受け取ったと語った。

ホワイトハウスはこの件についてコメントを控えた。米国国務省もすぐにはコメントしなかった。

アクシオスも同日、米国当局者の話として、米国の新たな計画ではウクライナが現在掌握していないウクライナ東部の一部をロシアに割譲する代わりに、将来的なロシアの侵攻に対してウクライナと欧州の安全保障を米国が保証することが検討されていると報じた。

欧州のある外交官は新たな提案について、トランプ政権がウクライナに和平案の受け入れを強いる新たな試みである可能性があるとする一方、ウクライナや欧州同盟国の立場を考慮しない解決策はあり得ないと強調した。

また別の外交官は、ウクライナ軍縮小案は真剣な提案というよりはロシアからの要求のようだと述べた。

ウクライナは東部戦線でのさらなる後退に直面しているほか、19日には汚職スキャンダルでフリンチュク・エネルギー相とハルシチェンコ司法相が解任される事態となっていることから、こうした計画は大きな後退になるとみられる。

ゼレンスキー氏は19日、訪問先のトルコでエルドアン大統領と会談。20日にはキーウで米軍当局者らと会談する予定だ。この日のテレグラムへの投稿では、米側の枠組み案に言及しなかったが、「流血を止め、永続的な平和を達成するために重要なのは、われわれが全てのパートナーと連携し、米国の指導力が効果的かつ強力であり続けることだ」と述べた。

また、「トルコが必要なプラットフォームを提供する用意があることは重要だ」とし、エルドアン氏の提案にも期待を示した。

ロイター
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