[エドモントン(加アルバータ州) 16日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)元総裁のマーク・カーニー氏(59)が16日、与党・自由党の党首選に立候補すると表明した。今月辞任を表明したトルドー首相の後任を目指す。
西部エドモントンのイベントで出馬表明したカーニー氏は、支持率が低迷していたトルドー政権に属さない「アウトサイダー」で、豊富な金融経験を持つとアピールした。同氏はイングランド銀行(英中銀)総裁も務めた。
出馬表明で「わが国の経済を軌道に戻すことに全力を注ぐ」とし、「私は数々の危機を管理することに携わり、2つの経済を救うのに貢献してきた。ビジネスがどう機能するか分かっているし、あなた方のために機能させる方法も知っている」と訴えた。
主要なライバルはフリーランド前財務相とみられている。同氏は政策の違いから先月辞任し、トルドー首相の辞任決断につながった。
ただ、新首相の在任期間はそう長くないとみられている。現在は少数派政権で、早ければ3月末にも議会が解散され、総選挙が行われる可能性がある。世論調査では野党・保守党の勝利が予想されている。