ニュース速報
ワールド

米コロラド州、生乳を毎週検査へ 鳥インフル拡大阻止で

2024年07月24日(水)13時47分

 7月23日、米西部コロラド州は、高病原性鳥インフルエンザ(H5)感染の拡大に歯止めをかけるため乳牛を飼育する州内酪農家に生乳を毎週検査することを新たに義務付けた。2023年1月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Tom Polansek

[シカゴ 23日 ロイター] - 米西部コロラド州は、高病原性鳥インフルエンザ(H5)感染の拡大に歯止めをかけるため乳牛を飼育する州内酪農家に生乳を毎週検査することを新たに義務付けた。州の獣医マギー・ボールドウィン氏が23日、ロイターの取材で語った。

今月、州内のある酪農場で、全米でこれまでで最大のヒト集団感染が発生したことを受け、感染を拡大させる可能性がある他の酪農場や養鶏場を特定するのが狙いという。感染拡大が判明した場合、同州はウイルス封じ込めの追加措置に踏み切る方針だ。

また、同氏によると、ウイルス感染が鶏やヒトに加え、乳牛の間でも広がっていることから、農務省の疫学特別対策班が今週現地入りした。原因解明作業に加わり、酪農場間のどのような経路でウイルスが拡散する可能性があるのか調査する。

農場労働者や車両はウイルスを運んでしまう恐れがあり、同州は毎週の生乳検査を義務付けたことで同省対策班と足並みをそろえた。

国内データによると、米国で乳牛への感染拡大が起きた3月下旬以降、コロラド州では47の乳牛群で感染が確認され、そのうち約60%が過去1カ月間で検出された。全国的には今春以降、13州で約168乳牛群の感染が報告されている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国人民銀、内需拡大へ金融支援強化へ 過剰生産と消

ビジネス

中国SMIC、第4四半期は60.7%増益 予想上回

ビジネス

米関税、ユーロ圏物価を下押し 利下げで相殺可能=E

ビジネス

フランス産ワイン・蒸留酒輸出、貿易摩擦の影響で3年
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 8
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 9
    衆院選で吹き荒れた「サナエ旋風」を海外有識者たち…
  • 10
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中