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ロシア、ゲルマニウム増産の用意 国内需要に対応=ロステック

2023年07月06日(木)00時30分

ロシア政府系のハイテク複合企業ロステックは、国内需要を満たすために半導体や防衛産業で使用されるゲルマニウムの生産量を増やす用意があると表明した。5月4日、モスクワで撮影(2023年 ロイター/Stringer)

[モスクワ 5日 ロイター] - ロシア政府系のハイテク複合企業ロステックは5日、中国が半導体素材のガリウムやゲルマニウム関連製品の輸出を規制すると発表したことに関連し、ロシアは国内需要を満たすために半導体や防衛産業で使用されるゲルマニウムの生産量を増やす用意があると表明した。

中国商務省は3日、国家安全保障と利益を守るため、一部のガリウムとゲルマニウム関連製品の輸出管理を強化すると発表。中国の世界最大のガリウムとゲルマニウムの生産国で、輸出規制の発表を受け、国際的な懸念が高まっている。

こうした中、ロステックはロイターに対し、傘下のシュバベ・ホールディングには年間20トンのゲルマニウム生産能力があり、現在は生産能力の30%で稼働しているとし、「外国からの供給が制限され、国内需要が伸びれば、ロステックは増産を行い、国内需要をカバーする用意がある」と述べた。

ロシアではアルミ大手ルサールなどがガリウムを生産。ルサールはロイターに対し、自社のアルミナ工場の1つで年間6トンのガリウムを生産ができると述べた。ただ、現在の生産量や供給先についえては明らかにしなかった。

近隣国では、カザフスタンのユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)の広報担当者は現在はガリウムの生産は行っていないと明らかにしたほか、ウクライナではアルミナ精錬所でガリウムが生産されていたが、ロシアによる全面侵攻を受け2022年に操業を停止した。

ロイター
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