米石油・ガス掘削リグ稼働数、9週連続で減少＝ベーカー・ヒューズ

［３０日　ロイター］ - 米エネルギーサービス会社ベーカー・ヒューズが発表した週間データ（３０日までの週）によると、米国内の石油・天然ガスの掘削リグ稼働数は前週比８基減の６７４基で、２０２２年４月以来の低水準となった。２０年７月以来初めて９週連続で減少した。

前年同期比では７６基（１０％）減だった。

石油リグの稼働数は１基減の５４５基で、２２年４月以来の低水準。天然ガスのリグ稼働数は６基減の１２４基と２２年２月以来の低水準だった。

石油・天然ガスのリグ稼働数は６月を通じて３７基減少。５月は４４基減だった。２カ月連続の減少は今年２月以来。

四半期では８１基減少し、２０年第２・四半期（４６３基減）以来の大幅減となった。

米原油先物は年初来約１２％下落している。昨年は約７％上昇した。

米天然ガス先物は年初来約３７％下落。昨年は約２０％上昇した。