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オランダ、半導体製造装置の対中輸出規制を計画 米と連携=BBG

2022年12月08日(木)11時38分

ブルームバーグは7日、オランダ政府が半導体製造装置の対中輸出について新たな規制を計画していると報じた。写真はASMLの工場。2019年4月、フェルドホーフェンで撮影(2022年 ASML/Handout via REUTERS)

[7日 ロイター] - ブルームバーグは7日、オランダ政府が半導体製造装置の対中輸出について新たな規制を計画していると報じた。

オランダ貿易相は先月、新規制を巡り米政府と協議中だと述べていた。

オランダ政府は米国の圧力で2018年以降、最先端の半導体製造装置について、軍事転用が可能な「デュアルユース」と見なされるとして国内大手ASMLホールディングに対中輸出を許可していない。

ASMLは昨年、中国向けの販売が20億ユーロ(21億ドル)を超えた。

ブルームバーグによると、オランダは早ければ来月にも輸出規制を巡り合意する可能性がある。ASMLの対中販売への影響は不明という。

バイデン米政権は10月、半導体製造装置の対中輸出規制の適用対象を大幅に拡大する一連の包括的な措置を発表。米国の装置を使って世界各地で製造された特定の半導体を中国が入手できないようにする措置などが含まれた。

ロイター
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