ニュース速報

ワールド

北朝鮮、偵察衛星開発の「重要実験」と発表 5日のミサイル発射

2022年03月06日(日)09時38分

北朝鮮は、偵察衛星システムの開発のための「重要な実験」を5日再び行ったと発表した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が6日に伝えた。写真は北朝鮮によるミサイル発射を伝えるニュースを見る人々。韓国・ソウルで5日撮影。(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji )

[ソウル 6日 ロイター] - 北朝鮮は、偵察衛星システムの開発のための「重要な実験」を5日再び行ったと発表した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が6日に伝えた。

韓国軍などは5日、北朝鮮が弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射したと発表している。

偵察衛星開発のための発射実験は2月27日に続きこの1週間で2度目。北朝鮮は今年に入って9回のミサイル発射を行っている。

KCNAは、国家宇宙開発局(NADA)と国防科学院が「偵察衛星開発計画の下」発射を実施したと報道。「実験を通じ、衛星データの送受信、制御指令システム、さまざまな地上衛星管制システムの信頼性を実証した」とした。

2月27日の発射実験と同様、KCNAは今回の実験にどのようなタイプのロケットが使用されたかについて詳細に言及しなかった。韓国当局は、平壌近郊の国際空港がある地域から弾道ミサイルが発射されたと分析している。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ASEAN首脳会議開幕へ、ミャンマー情勢や米関税対

ワールド

トランプ政権、軍事力行使の必要性を慎重に判断=バン

ビジネス

フィッチ、ウクライナ格付けを「制限的デフォルト」に

ビジネス

日本製鉄株が大幅高、米大統領のUSスチール買収計画
MAGAZINE
特集:関税の歴史学
特集:関税の歴史学
2025年5月27日号(5/20発売)

アメリカ史が語る「関税と恐慌」の連鎖反応。歴史の教訓にトランプと世界が学ぶとき

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アメリカよりもヨーロッパ...「氷の島」グリーンランドがトランプに浴びせた「冷や水」
  • 2
    ヘビがネコに襲い掛かり「嚙みついた瞬間」を撮影...SNSに動画を投稿した飼い主に批判の声が
  • 3
    メーガン妃のネットショップ「As Ever」の大誤算とは?...「ヘンリー王子の賞味期限切れの方が心配」
  • 4
    デンゼル・ワシントンを激怒させたカメラマンの「非…
  • 5
    皮膚の内側に虫がいるの? 投稿された「奇妙な斑点」…
  • 6
    友達と疎遠になったあなたへ...見直したい「大人の友…
  • 7
    【クイズ】PCやスマホに不可欠...「リチウム」の埋蔵…
  • 8
    備蓄米を放出しても「コメの値段は下がらない」 国内…
  • 9
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 10
    メーガン妃とヘンリー王子の「自撮り写真」が話題に.…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドローン母船」の残念な欠点
  • 3
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界の生産量の70%以上を占める国はどこ?
  • 4
    コストコが「あの商品」に販売制限...消費者が殺到し…
  • 5
    デンゼル・ワシントンを激怒させたカメラマンの「非…
  • 6
    【クイズ】世界で1番「太陽光発電」を導入している国…
  • 7
    アメリカよりもヨーロッパ...「氷の島」グリーンラン…
  • 8
    「空腹」こそが「未来の医療」になる時代へ...「ファ…
  • 9
    友達と疎遠になったあなたへ...見直したい「大人の友…
  • 10
    人間に近い汎用人工知能(AGI)で中国は米国を既に抜…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 5
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 6
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 7
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 8
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中