ニュース速報

ワールド

クラフト米国連大使、台湾総統と電話会談 「米は常に台湾を支持」

2021年01月14日(木)18時39分

 1月13日、クラフト米国連大使は13日、台湾の蔡英文総統と電話会談したと明らかにし、米国は台湾を常に支持すると述べた。写真は昨年9月ワシントンでの代表撮影(2021年/ロイター)

[ニューヨーク/台北 14日 ロイター] - クラフト米国連大使は13日、台湾の蔡英文総統と電話会談したと明らかにし、米国は台湾を常に支持すると述べた。

クラフト大使は今週台湾を訪問する予定だったが、国務省が米政権移行の一環で外国への公式訪問を中止したため取りやめになった。

大使は「新型コロナウイルスに対する取り組みでの成功や健康・技術・最先端科学における強みなど、台湾が世界のモデルである多くの分野について話し合った」と述べた。

「残念ながら、台湾は中国の妨害によりこうした成功を世界保健総会など国連の場で供給することができない」と指摘。「米国は友人およびパートナーとして台湾を常に支持し続け、米台が民主主義の柱として協力していくことを蔡氏に対して明確にした」と説明した。

台湾総統府は台湾の国際会議などへの参加、米台関係、「民主主義の理想の共有」などについて協議したと明らかにした。

またフェイス国務副次官補(東アジア・太平洋担当)も電話会談に加わったという。

総統府によると、蔡総統はクラフト大使に対し、台湾が引き続き国連や国連関連会合への参加を求めていくと表明。

「台湾が世界にとって不可欠な良きパートナーであることを引き続き示していく。われわれは国際社会に貢献することが可能であり、貢献する決意だ」と述べた。

また「今後も引き続き国連と国連関連の会合・イベントへの参加を求めていく。米国がわれわれの努力を引き続き支持することを期待する」と述べた。

一方、中国外務省報道官は、国連は主権国家で構成されており、台湾は世界保健機関(WHO)に自由にアクセスできたと主張。

「一部の米国の政治家は誤った言動で高い代償を支払うことになる」と述べた。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米、45日以内にトランプ関税還付システム準備 徴収

ワールド

米、中東の原油輸送に200億ドルの保険提供へ ホル

ビジネス

米国株式市場=続落、ダウ453ドル安 原油高と雇用

ビジネス

日米閣僚が会談、関税合意踏まえた経済連携強化を再確
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だったはずの中国が、不気味なまでに静かな理由
  • 2
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示さない
  • 3
    10歳少女がライオンに激しく襲われる...中国の動物園で撮影された「恐怖の瞬間」映像にネット震撼
  • 4
    「みんな一斉に手を挙げて...」中国の航空会社のフラ…
  • 5
    「巨大な水柱に飲み込まれる...」米海軍がインド洋で…
  • 6
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 9
    アルツハイマーを予防する「特効薬」の正体とは? …
  • 10
    「ハリポタ俳優で終わりたくない」...ハリー・メリン…
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 5
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 8
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 9
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 10
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中