ニュース速報

ワールド

米大統領選、激戦州フロリダで期日前投票開始 支持率ほぼ拮抗

2020年10月20日(火)06時32分

米大統領選で激戦が予想されるフロリダ州で19日、期日前投票が始まった。州内各地に設置された投票所前には数百人の有権者が列を作った。写真は同州イーストタンパで郵便投票をする市民、8月撮影(2020年 ロイター/OCTAVIO JONES)

[コーラルゲーブルズ(米フロリダ州)/ワシントン 19日 ロイター] - 米大統領選で激戦が予想されるフロリダ州で19日、期日前投票が始まった。州内各地に設置された投票所前には数百人の有権者が列を作った。

ロイター/イプソスがフロリダ州で7─14日に実施した調査によると、バイデン氏の支持率は49%、トランプ氏が47%と、ほぼ互角の戦いとなっている。

再選を目指すトランプ大統領はこの日、別の激戦州アリゾナ州を訪問。訪問前に行った選対との電話会議で「われわれは勝利する」と言明し、職員らを鼓舞した。

民主党のバイデン大統領候補はこの日、地元デラウェア州ウィルミントンでCBS「60ミニッツ」のインタビューを収録。25日に放映される。ハリス副大統領候補はフロリダ州オーランドとジャクソンビルに向かい、期日前投票を呼び掛ける。

前日には、トランプ大統領とバイデン氏がそれぞれ激戦州のネバダ州とノースカロライナ州で集会を開催した。

フロリダ大学の試算によると、これまでに44州と首都ワシントンDCで2960万人超が郵便投票もしくは期日前投票を済ませた。

また、ロイター/イプソスが19日発表した激戦州での支持率調査によると、ペンシルべニア州ではバイデン氏の支持率が49%、トランプ大統領が45%となり、トランプ氏が前回調査の51%対44%から差を縮めた。

ウィスコンシン州ではバイデン氏が51%、トランプ大統領が43%。前回調査は51%対44%だった。

アリゾナ、ミシガン、ノースカロライナ各州でも、バイデン氏がリードを維持している。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ポンド下落、英中銀の利下げを確実視

ワールド

米国防権限法案、上院で可決 過去最大の9010億ド

ワールド

米財務長官、FRB議長候補ハセット氏への懸念を「ば

ワールド

ゼレンスキー氏「戦争継続が無意味と示す必要」、同盟
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 5
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 6
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】「日の丸造船」復権へ...国策で関連銘柄が軒…
  • 9
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 10
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 9
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 10
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 7
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中