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中国外務省、米国のTikTokなどへの取引停止措置に断固反対

8月7日、中国外務省は、トランプ米大統領が短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」と対話アプリ「微信(ウィーチャット)」を運営する中国企業との取引を禁止する大統領令に署名したことに断固反対すると表明し、中国企業の合法的な権利と利益を守る方針を示した。写真は両アプリのロゴと、米中の国旗(2020年 ロイター/Florence Lo)
[北京 7日 ロイター] - 中国外務省は7日、トランプ米大統領が短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」と対話アプリ「微信(ウィーチャット)」を運営する中国企業との取引を禁止する大統領令に署名したことに断固反対すると表明し、中国企業の合法的な権利と利益を守る方針を示した。[nL4N2F90X5]
外務省の汪文斌報道官は会見で、米国は今回の措置の代償を払うことになると述べた。詳細には踏み込まなかった。
汪報道官は「米国は国家の安全保障を口実に、国家権力で非米国企業を弾圧している。これは覇権的な行動で中国は断固反対する」と表明。米国はユーザーや企業の利益を犠牲にして政治的操作や弾圧を行っていると指摘し、「(米国は)イメージダウンや信用失墜でモラル面の優位を失うだけだ」と述べた。
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