ニュース速報

ワールド

NY市、隔離徹底へ検問所設置 コロナ急増35州からの旅行者に

2020年08月06日(木)03時04分

米ニューヨーク市のデブラジオ市長は5日、新型コロナウイルス感染者が急増している35州から同市を訪れる旅行者の隔離義務順守を確実にするため、駅やトンネルなどに検問所を設けると発表した。ニューヨークのラガーディア空港で6月撮影(2020年 ロイター/BRENDAN MCDERMID)

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米ニューヨーク市のデブラジオ市長は5日、新型コロナウイルス感染者が急増している35州から同市を訪れる旅行者の隔離義務順守を確実にするため、駅やトンネルなどに検問所を設けると発表した。

市警などは同日から、ニューヨーク市につながる橋やトンネルに検問所を設置する。6日には主要鉄道駅のペンシルバニア駅にチームを派遣し、訪問者に旅行に関する書類の提出を求める。

デブラジオ市長は、2週間の隔離が任意ではなく義務と改めて強調し、違反者に対する罰金が最大1万ドルに達する可能性があると警告した。

ニューヨーク市の保健当局者は、同市の新規感染者の5分の1が州外からの訪問者と指摘する。

米国の新型コロナ感染者は累計で約480万人、死者は約15万7000人。先週時点で、感染者はオクラホマ、モンタナ、ミズーリなど約20州で急増。国内の1日の死者も平均で約1000人に達している。一方、一時はコロナ流行の震源地だったニューヨーク市の感染率は過去8週間3%以下にとどまっている。

コロナ感染再拡大に伴い、学校再開の行方も注目される。

過去6週間連続で新型コロナの新規感染者が増加しているイリノイ州ではこの日、シカゴの公立学校が新学期を全て自宅学習の形式で再開する方針を決定した。同学校区は35万人の生徒を抱え、全米で3番目の規模。

カリフォルニア州のロサンゼルスとサンディエゴでも、自宅からのリモート学習を行う計画。

トランプ大統領は対面授業の再開を要求しており、この日もFOXニュースとのインタビューで「学校は再開すべきだ。コロナはいずれ消滅する」と改めて語った。

フロリダ、アイオワ、ミズーリ、サウスカロライナ、テキサスの5州では対面授業を再開する見通し。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

EXCLUSIVE-トランプ政権、イラン停戦交渉を

ワールド

アングル:トランプ氏が「迫害」主張の南ア、暮らしや

ワールド

トランプ氏 、 ホルムズ海峡に多くの国が軍艦派遣と

ビジネス

最近の急速なウォン安・円安、深刻な懸念共有=日韓対
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 2
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革命をもたらす「新世代ドローン」とは?
  • 3
    イラン攻撃のさなか、トランプが行った「執務室の祈祷」を中国がミーム化...パロディ動画が拡散中
  • 4
    ファラオが眠る王家の谷に残されていた「インド系言…
  • 5
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 6
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 7
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 8
    機内で「人生最悪」の経験をした女性客...後ろの客の…
  • 9
    ホルムズ封鎖で中国動く、イランと直接協議へ
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 8
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 9
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 10
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中