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トランプ氏のイラク制裁警告、「あまり有益でない」とドイツ外相

2020年01月06日(月)17時47分

 ドイツのマース外相は6日、イラクが駐留米軍を追い出せば制裁を発動するというトランプ米大統領の警告は「あまり有益でない」との認識を示した。写真は国連の世界難民フォーラムに出席したマース氏。2019年12月、スイスのジュネーブで撮影(2020年 ロイター/Denis Balibouse)

[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツのマース外相は6日、イラクが駐留米軍を追い出せば制裁を発動するというトランプ米大統領の警告は「あまり有益でない」との認識を示した。

イラクでは、首都バグダッドで米軍がイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を殺害したことに対する反発が広がり、イラク議会は5日、駐留米軍など外国部隊の撤退を求める決議を可決した。[nL4N29A0NR]これを受け、トランプ大統領は、非友好的なやり方で撤退を要求される事態になればイラクに制裁を発動すると警告した。[nL4N29B0PX]

マース外相は、ドイツ公共ラジオに対し「脅しでイラクを説得できるとは思わない」と述べた。

イラン政府は5日、ウラン濃縮に関して一切の制限を撤廃すると発表し、2015年の核合意からさらに逸脱する姿勢を打ち出した。[nL4N29A0IE]

マース氏は、ドイツ、英国、フランスが6日に核合意について協議することにしており、イランの発表に対する対応を今週中に表明する見通しを示した。

同氏は、イランが無制限のウラン濃縮を表明したことについて、2015年の核合意の破棄に向けた最初のステップとなる可能性があると指摘。

「もちろんイランとは再度協議するが、今回の発表は核合意と一致していない」とし「良い方向には向かっていない。核合意の終わりに向けた最初のステップとなるかもしれない。そうなれば大きな損失となる。このため、極めて責任ある形でこの問題を検討する必要がある」と述べた。

ロイター
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