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インド国籍法で抗議活動が大学でも拡大

2019年12月17日(火)12時42分

 12月16日、信教に基づくインドの新たな国籍法を巡って大学などでも拡大する抗議活動は16日、別の大学にも飛び火した。写真は警官隊のジャミア・ミリア・イスラミア大学への突入を受けた抗議活動で演説する同大学の学生。ニューデリーで16日撮影(2019年 ロイター/Adnan Abidi)

[ニューデリー 16日 ロイター] - 信教に基づくインドの新たな国籍法を巡って大学などでも拡大する抗議活動は16日、別の大学にも飛び火した。北部ラクナウ市の大学では、街頭抗議に出られないよう門を封鎖した警官隊に学生が投石。市内の別の大学では二十数人の学生が大学を抜け出して抗議活動に向かった。

先週に議会を通過した国籍法は、イスラム教徒が多数派であるバングラデシュやパキスタン、アフガニスタンといった近隣国から、2015年より前にインドに移住していた、現地で少数派のヒンズー教徒やキリスト教徒に対しインド国籍を与える内容。それぞれの国で迫害を受けていたというのが理由。

イスラム教徒は対象外で、インドの世俗国家の建国理念を損なうとの批判が出ている。

ニューデリーのジャミア・ミリア・イスラミア大学では15日、抗議活動鎮圧のため学内に突入した警官隊が催涙ガスを発射し、少なくとも100人が負傷した。

同大学の学長は、警官隊が学内に入ることがどのように認められたのか調査を要求した。学生らの話では、警官隊の実力行使で図書館は窓ガラスが破損。学生らは教師の助言で机の下に身を潜め、照明を消すなどした。これに対し警官隊は、抑制して行動したとしている。

ロイター
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