ニュース速報

ワールド

トルコ大統領、NATO会議前に強気姿勢 クルド勢力のテロ組織認定迫る 

2019年12月03日(火)17時41分

Turkish President Recep Tayyip Erdogan attends a news conference with Hungarian Prime Minister Viktor Orban (not pictured) in Budapest, Hungary November 7, 2019. REUTERS/Bernadett Szabo - RC2F6D90DV3Y

[イスタンブール 3日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は3日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に、トルコがテロリストとみなす組織をNATOとしてテロリスト組織と認定しなければ、バルト諸国防衛計画に反対する方針を示した。

トルコは、ロシア製ミサイルシステム導入やシリア北東部への侵攻などで、NATO内に亀裂を生んでいる。

トルコはシリア北東部に侵攻し、テロ組織とみなすクルド人勢力の民兵組織、人民防衛部隊(YPG)掃討作戦を実施。複数のNATO加盟国から批判を浴びた。

トルコはYPGとの戦いでさらなる支援を受けなければ、NATOのバルト諸国・ポーランド防衛計画を支持しない姿勢を示している。

NATO首脳会議の開催地ロンドンに向けて出発するのを前にエルドアン大統領は、ポーランドのドゥダ大統領と2日に電話会談し、NATOの計画についてロンドンでドゥダ大統領、バルト諸国首脳と協議することで合意したと明らかにした。

エルドアン大統領は、会談に前向きな姿勢を示したうえで、「もしNATOの友人らが、われわれがテロ組織とみなす集団をテロ組織と認定しなければ、いかなる措置にも反対する」と述べた。

NATO首脳会議にあわせて、トルコ、フランス、ドイツ、英国の4カ国首脳による協議も開催される見通し。エルドアン大統領は、シリア北東部に安全地帯を設けるというトルコの構想が主要議題になるだろうと述べた。欧州諸国はトルコの安全地帯構想を批判している。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

金現物が一時2%高、米イスラエルのイラン攻撃で

ワールド

アングル:FRB次期議長指名手続きが異例の遅れ、高

ワールド

イランによる先制攻撃の兆候なかった、米国防総省が議

ビジネス

焦点:中東戦争、市場は想定以上の混乱覚悟 
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    ドバイの空港・ホテルに被害 イランが湾岸諸国に報復攻撃、民間インフラも対象に
  • 4
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 5
    「本当にテイラー?」「メイクの力が大きい...」テイ…
  • 6
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 7
    【銘柄】「三菱重工業」の株価上昇はどこまで続く...…
  • 8
    【銘柄】「ファナック」は新時代の主役か...フィジカ…
  • 9
    「高市大勝」に中国人が見せた意外な反応
  • 10
    米・イスラエルの「イラン攻撃」受け、航空各社が中…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 4
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 5
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 6
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 7
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 10
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中