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ジュリアーニ氏は犯罪取締に精通、ウクライナ巡る起用で米大統領

2019年11月23日(土)03時40分

トランプ米大統領は22日、ウクライナへの対応を巡って自身の顧問弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長を起用したのは、同氏が犯罪の取り締まりに精通しているためという認識を示した。9月撮影(2019年 ロイター/Erin Scott)

[ワシントン 22日 ロイター] - トランプ米大統領は22日、ウクライナへの対応を巡って自身の顧問弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長を起用したのは、同氏が犯罪の取り締まりに精通しているためという認識を示した。

トランプ氏はFOXニュース・チャンネル番組の中で「ジュリアーニ氏は犯罪取り締まりに関して最も優れた人物の一人だ」と評価した上で、ウクライナは政治腐敗の国として知られており、同氏が適任と判断したと語った。

トランプ氏のウクライナ疑惑を巡る弾劾審査は今後、上院での弾劾裁判に発展する可能性がある。トランプ氏は「弾劾裁判の開廷を希望する」とした上で、裁判では疑惑を通報した内部告発者の証言を聞きたいと述べた。内部告発者は現在まで匿名となっている。

ウクライナがトランプ氏の意向に沿った捜査を行うかどうかを巡って、トランプ氏が7月26日、ソンドランド駐欧州連合(EU)大使に電話で執拗(しつよう)に詳細を尋ねたとされる件については「そのようなことは全くなかったと保証する。完全なでっち上げだ」とした。

ロイター
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