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英首相、スコッチウイスキーへの関税撤回をトランプ大統領に要求

2019年11月06日(水)09時38分

 11月5日、ジョンソン英首相はトランプ米大統領と電話会談し、スコッチウイスキーなどに課されている関税を撤回するよう求めた。写真はシングルモルトのスコッチウイスキー。2017年5月18日、スイスのローザンヌで撮影(2019年 ロイター/Denis Balibouse)

[5日 ロイター] - ジョンソン英首相はトランプ米大統領と電話会談し、スコッチウイスキーなどに課されている関税を撤回するよう求めた。英首相府の報道官が5日、明らかにした。

ジョンソン氏はまた、自動車に対する関税を導入しないよう要請したという。

ホワイトハウスも電話会談について声明を出したが、通商問題に関する議論については詳細に触れなかった

声明は「両首脳は、英国の欧州連合(EU)離脱後、強力な二国間自由貿易協定を通じて特別な関係を強化するとの合意を再確認した」としている。トランプ氏は「北大西洋条約機構(NATO)加盟国が、防衛費を増強する必要性についても訴えた」という。

米政府は前月、EUの航空機補助金への報復措置として、EUから輸入する一部製品への25%の追加関税を発動。スコッチウイスキーも対象に含まれた。[nL3N26O3YV]

トランプ政権はまた、EUから輸入する自動車と自動車部品に最大25%の関税を導入する可能性を警告してきた。11月14日までに関税発動の是非を判断する見通し。ただ、判断を再び先送りする可能性もある。[nL3N2710HF]

ロイター
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