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森友・加計、行政に関与なら政治の信頼にかかわる=自民政調会長

2018年04月11日(水)17時29分

 4月11日、自民党の岸田文雄政調会長は記者会見で、森友・加計学園問題について「行政に政治が関わっていたのかいないのか、と言った問題。(関わっていたならば)そうなると行政のみならず政治の信頼にもかかわる問題」と指摘した。写真は首相官邸で昨年7月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 11日 ロイター] - 自民党の岸田文雄政調会長は11日の記者会見で、森友・加計学園問題について「行政に政治が関わっていたのかいないのか、と言った問題。(関わっていたならば)そうなると行政のみならず政治の信頼にもかかわる問題」と指摘した。

加計学園の獣医学部新設を柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が「首相案件」と指摘したと愛媛県の文書に記載され、柳瀬氏の発言と食い違っている問題について「政府が関係省庁で引き続き調査していると承知している」「政府の努力をまず見守りたい。国民の疑念を払拭するうえで何が必要か考えることになる」と指摘した。

野党側が求めている柳瀬氏の国会招致について「具体的には現場の判断を尊重しないといけない。委員会の現場の判断ということになる」とした。

防衛省の日報問題については「さみだれ式に次々と新しい事実がでてきており、単に情報公開や文書管理の問題にとどまらないのではないか。文民統制に関わりかねない重大事態なのではないか」と厳しく批判した。

(竹本能文 編集:田巻一彦)

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