Lewis Krauskopf

[ニューヨーク 31日 ロイター] - 今週の米国株式市場は多くの決算発表を控えている。投資家はAI(人工知能)トレードの強さと、連邦準備理事会(FRB)がどの程度積極的に利下げを行うかを懸念している。

10月月間のS&P総合500種は2.3%上昇し、6カ月連続の上昇となった。31日までの週は超大型企業の決算がまちまちだったため、不安定な値動きとなった。

決算はおおむね予想を上回っている。「LSEG IBES」によると、S&P500企業の第3・四半期利益は前年同期比13.8%増のペースだ。今週は130社以上が決算を発表する。

LSEGデータストリームによれば、S&P500の予想株価収益率(PER)は23倍を超え、25年前のドットコムバブル以来の高水準となっている。

エドワード・ジョーンズのグローバル投資担当シニアストラテジスト、アンジェロ・クルカファス氏は「投資家がテックバブル期に近い倍率を支払うことに消極的になる可能性があるため、バリュエーションが天井に近づいていると仮定すると、リターンを前進させるためには決算が大きな役割を果たす必要があると思う」と語った。

ストック・トレーダーズ・アルマナックによれば、1950年以来、11月はS&P500が最も好調な月であり、平均上昇率は1.87%だ。

決算を発表するテック企業は半導体企業のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)とクアルコム、データ分析企業のパランティア・テクノロジーズなど。その他マクドナルド、ウーバーなども決算発表を控えている。

10月1日に始まった米政府機関閉鎖は、35日間続いた2018─19年の閉鎖に次いで史上2番目の長さとなった。11月7日に発表が予定されていた雇用統計は延期される見込みで、投資家はADP雇用報告やミシガン大学消費者センチメント指標などの代替データに頼ることになりそうだ。

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