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米国株式市場=ナスダック1%超安、AI巡る警戒感で エヌビディア決算に注目

2025年02月25日(火)06時43分

米国株式市場ではナスダック総合が1%超下落して取引を終えた。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

[24日 ロイター] - 米国株式市場ではナスダック総合が1%超下落して取引を終えた。半導体大手エヌビディアの決算発表を週内に控え、人工知能(AI)を支える技術への需要を巡る懸念から大型ハイテク株に売りが出た。

S&P総合500種も下落、ダウ工業株30種はほぼ横ばいで取引を終えた。

エヌビディアが28日に発表する決算では、同社の高価格AI半導体への需要が焦点となる。1月に中国ディープシークの低コストAIモデル登場で業界に動揺が広がって以降、AIへの巨額投資に疑問が浮上している。

マイクロソフトが米国内の大規模データセンターのリースを解約したとのTDコーウェンのリポートを受け、AIインフラの供給過剰の可能性が示唆されたことも一段の不透明感につながった。

マイクロソフトは今年度にAI・クラウド容量に800億ドル超を投資する計画を維持しているとしつつ、一部の分野でインフラの「戦略的なペース配分や調整を行う可能性がある」と述べた。

セテラ・インベストメント・マネジメントのジーン・ゴールドマン最高投資責任者は「市場は既に神経質になっており、利益確定の口実を探している」と指摘。ここ数年にわたりAIが市場の成長をけん引してきたことから、AIを巡る疑問が浮上すれば利益を確定する理由と見なされると述べた。

先週発表された軟調な経済指標や小売り大手ウォルマートのさえない見通しを受け、投資家は関税やインフレに加え、経済成長を巡る懸念も強めている。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 43461.21 +33.19 +0.08 43493.12 43699.15 43343.67

前営業日終値 43428.02

ナスダック総合 19286.93 -237.08 -1.21 19590.85 19644.23 19275.46

前営業日終値 19524.01

S&P総合500種 5983.25 -29.88 -0.50 6026.69 6043.65 5977.83

前営業日終値 6013.13

ダウ輸送株20種 15915.83 -118.53 -0.74

ダウ公共株15種 1020.76 -1.97 -0.19

フィラデルフィア半導体 5003.54 -133.05 -2.59

VIX指数 18.98 +0.77 +4.23

S&P一般消費財 1753.29 -15.46 -0.87

S&P素材 553.24 -0.99 -0.18

S&P工業 1134.83 -4.96 -0.44

S&P主要消費財 907.89 +0.94 +0.10

S&P金融 847.07 +3.82 +0.45

S&P不動産 266.35 +0.94 +0.35

S&Pエネルギー 689.70 +0.73 +0.11

S&Pヘルスケア 1717.54 +12.85 +0.75

S&P通信サービス 355.74 -2.27 -0.63

S&P情報技術 4530.22 -65.51 -1.43

S&P公益事業 404.56 -2.07 -0.51

NYSE出来高 11.69億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 38040 - 750 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 38020 - 770 大阪比

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