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物言う株主、USスチールに文書開示要求 日鉄買収問題巡り

2025年02月18日(火)22時15分

アクティビスト(物言う株主)投資家のアンコラ・ホールディングスはUSスチールに対し、取締役会議事録や財務文書を含むさまざまな書類の開示を求めている。インディアナ州のUSスチール施設、昨年12月撮影。(2025 ロイター/Vincent Alban)

Svea Herbst-Bayliss

[ニューヨーク 18日 ロイター] - アクティビスト(物言う株主)投資家のアンコラ・ホールディングスはUSスチールに対し、取締役会議事録や財務文書を含むさまざまな書類の開示を求めている。ロイターがUSスチールへの書簡を入手した。

USスチールは日本製鉄による買収計画を禁止したバイデン前大統領の命令の取り消しを求めて提訴した。これに対しアンコラはUSスチールの取締役交代などを要求している。

アンコラは書簡で、USスチールの訴訟に関連する「不正行為の可能性」と、デービッド・ブリット最高経営責任者(CEO)による「異例の取引計画」を調査したいと伝えた。

アンコラは、取締役会が訴訟を起こすことで受託者義務に違反したかどうか、またブリット氏が「重要な非公開情報を利用して取引を行おうとした」かどうかを判断するための情報を求めている。

また、USスチールが訴訟を続けることで株主に損害を与えていると主張し、事業の立て直しに集中すべきと訴えた。「取締役会は合併によって大きな個人的利益が得られるという絶望的な期待から訴訟を続けており、資金と資源を浪費している」と断じた。

アンコラはUSスチールに対し、日鉄との合併計画とブリット氏の取引計画に関連する通常は機密扱いとされる文書を24日までに提出するよう求めた。

USスチールの取締役らが「同社と株主に対する受託者義務に違反した」かどうか、買収協議に関連してブリット氏がUSスチール株を売買した経緯、ブリット氏がインサイダー取引を避けるための内部者取引計画「10b5-1」をどのように利用したかについて、さらに調査したいとしている。

ロイター
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