ニュース速報
ビジネス

ホンダと日産の経営統合協議、打ち切りの可能性浮上=報道

2025年02月05日(水)07時54分

朝日新聞と読売新聞は2月5日、ホンダと日産自動車の統合協議に破談の可能性が浮上していると報じた。写真は2024年12月23日の両社による会見の様子。都内で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 5日 ロイター] - 朝日新聞と読売新聞は5日、ホンダと日産自動車の統合協議に破談の可能性が浮上していると報じた。リストラ計画の策定が遅れている日産に対してホンダが子会社化を打診し、日産が強く反発しているなどと伝えている。

朝日によると、両社はそれぞれ近く取締役会を開いて協議の打ち切りなどを議論する。読売は「(経営統合は)もう無理だ」とする日産幹部の発言を報じている。

ホンダと日産は昨年12月、経営統合に向けた協議・検討を開始することで基本合意した。今年1月末に方向性を判断する予定だったが、2月中旬に延期していた。

日産の広報はロイターの取材に「統合準備委員会で様々な議論を進めている。2月中旬をめどに方向性を定め、発表する」と回答した。ホンダ広報は「現在検討中の段階であり、2月中旬をめどに方向性を定め発表する」とした。

ホンダが日産に子会社化を打診したことは、NHKなどが4日に報じていた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、EUの食品輸入制限計画巡る報道一蹴 「

ビジネス

日経平均は続落で寄り付く、為替の円高重し 輸出株下

ビジネス

GDP10─12月期は3四半期連続プラス、年率2.

ワールド

ウクライナ和平で「米に求める支援」照会、トランプ政
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ガザ所有
特集:ガザ所有
2025年2月18日号(2/12発売)

和平実現のためトランプがぶち上げた驚愕の「リゾート化」計画が現実に?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 2
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞が浄化される「オートファジー」とは何か?
  • 3
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン...ロシア攻撃機「Su-25」の最期を捉えた映像をウクライナ軍が公開
  • 4
    イスラム×パンク──社会派コメディ『絶叫パンクス レ…
  • 5
    週に75分の「早歩き」で寿命は2年延びる...スーパー…
  • 6
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 7
    「この馬たち、遅すぎ!」装備不足のロシア軍の移動…
  • 8
    キリスト教団体がバンス米副大統領を猛批判...「イエ…
  • 9
    未来のヒトはどんな顔に? 5万年後の姿を科学的に予測
  • 10
    メーガン妃の「障害者への対応」が物議...「親切のつ…
  • 1
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だった...スーパーエイジャーに学ぶ「長寿体質」
  • 2
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 3
    2025年2月12日は獅子座の満月「スノームーン」...観察方法や特徴を紹介
  • 4
    iPhoneで初めてポルノアプリが利用可能に...アップル…
  • 5
    【徹底解説】米国際開発庁(USAID)とは? 設立背景…
  • 6
    イスラム×パンク──社会派コメディ『絶叫パンクス レ…
  • 7
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 8
    極めて珍しい「黒いオオカミ」をカメラが捉える...ポ…
  • 9
    週に75分の「早歩き」で寿命は2年延びる...スーパー…
  • 10
    「だから嫌われる...」メーガンの新番組、公開前から…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 8
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 9
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
  • 10
    戦場に「杖をつく兵士」を送り込むロシア軍...負傷兵…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中