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米国株式市場=上昇、「ディープシーク・ショック」からハイテク株回復

2025年01月29日(水)06時33分

米国株式市場は上昇して取引を終えた。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。前日に急落した半導体大手エヌビディアなど人工知能(AI)関連銘柄を買い戻す動きが出た。

ナスダック総合が上げを主導。前日に17%安となったエヌビディアが反発し、同指数を押し上げた。

S&P総合500種の主要セクターでは情報技術の上昇率が最大で、フィラデルフィア半導体指数も反発した。

市場はアップルやマイクロソフトなどが今週発表する四半期決算も注視している。

27日のハイテク株急落は、中国の新興企業ディープシークが低コストのAIモデルを公開したことを受けた。

チェリー・レーン・インベストメンツのパートナー、リック・メックラー氏はこの日の株価回復について「さほど具体的でなく、むしろ将来の変化の可能性に関するニュースが出た際に典型的な反発だ」と指摘。

「ハイテクセクターの一角、特にAI関連は多少の売りが出てもおかしくない状況にあったため、今回のニュースが口実になった」とした上で、「きょうは安値拾いの買いや、ディープシークについてまだよく知らないため、このニュースをさほど材料視しない向きの買いが入っている」と述べた。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 44850.35 +136.77 +0.31 44756.36 44976.35 44621.96

前営業日終値 44713.58

ナスダック総合 19733.59 +391.75 +2.03 19418.22 19759.43 19294.62

前営業日終値 19341.83

S&P総合500種 6067.70 +55.42 +0.92 6026.97 6074.54 5994.63

前営業日終値 6012.28

ダウ輸送株20種 16694.02 -154.53 -0.92

ダウ公共株15種 984.15 -7.64 -0.77

フィラデルフィア半導体 4907.03 +53.79 +1.11

VIX指数 16.41 -1.49 -8.32

S&P一般消費財 1907.74 +6.37 +0.34

S&P素材 558.68 -1.96 -0.35

S&P工業 1170.89 -7.54 -0.64

S&P主要消費財 864.42 -13.19 -1.50

S&P金融 853.47 -1.74 -0.20

S&P不動産 260.54 -3.28 -1.24

S&Pエネルギー 681.95 -7.16 -1.04

S&Pヘルスケア 1706.92 -11.42 -0.66

S&P通信サービス 364.29 +4.55 +1.26

S&P情報技術 4585.02 +159.13 +3.60

S&P公益事業 389.35 -5.47 -1.39

NYSE出来高 10.23億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 39470 + 400 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 39410 + 340 大阪比

ロイター
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