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英中銀、貿易障壁の高まりによるリスク警告 借入コスト上昇も

2024年11月30日(土)13時53分

 イングランド銀行(英中銀)は29日、貿易障壁の高まりが世界経済の成長に打撃を与えてインフレの不確実性を高める可能性があると警告した。ロンドンでの記者会見で発言するベイリー総裁(左から2人目)。代表撮影(2024年 ロイター)

William Schomberg Lawrence White Suban Abdulla

[ロンドン 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)は29日、貿易障壁の高まりが世界経済の成長に打撃を与えてインフレの不確実性を高める可能性があると警告した。これにより金融市場の変動性が高まり、企業や消費者の借入コストが上昇すると恐れがあるとした。

半期毎に発表する金融システムに関する報告書で指摘した。

国境を越えた資本フローの混乱やリスク分散能力の低下により、金融システムも影響を受ける可能性があるとの認識を示した。

「国際的な政策協力が後退すると、金融システムの回復力を高め将来的なショックの吸収能力を向上させる上での進展を妨げる可能性がある」と警戒感を示した。

ベイリー総裁は記者会見で、2期目のトランプ政権が及ぼす影響について尋ねられると、新政権の政策を見極めたいとの立場を繰り返した。

「世界的な分断リスクの高まりの原因は多岐にわたっており、特定の出来事だけに原因を限定するのは適切ではない」と述べた。

英国の家計、企業、銀行は良好な状態にあるが、経済の開放性を考慮すると英国の金融部門は「特に重要な」リスクに直面していると分析。

またその他の脅威として、世界的に高水準の公的債務を挙げた。

ロイター
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