ニュース速報
ビジネス

米インフレ調整後の所得が増加、貧困率は変化小幅=国勢調査局

2024年09月11日(水)08時18分

9月10日、米国勢調査局は、米経済は昨年、インフレ調整後の家計収入が増加したが、貧困率の変化は小幅にとどまったと発表した。アトランタのフードバンク倉庫で2023年4月撮影(2024年 ロイター/Megan Varner)

[10日 ロイター] - 米国勢調査局は10日、米経済は昨年、インフレ調整後の家計収入が増加したが、貧困率の変化は小幅にとどまったと発表した。経済成長が新型コロナウイルスのパンデミック前の水準に戻って雇用が急増し、インフレは緩和したが、家計の状況は強弱まちまちだった様子が浮き彫りになった。

インフレ率を考慮した実質的な世帯所得の中央値は前年比4.0%増の8万0610ドルで、ピークだった2019年の水準を回復した。労働者全体の所得もパンデミック前を上回り、数年間にわたる高インフレで賃金の目減りに見舞われていた家計は改善した。

一方、家賃補助や食料支援、税額控除などの政府支援を含めて算出された貧困率は前年の12.4%から12.9%に上昇。政府支援などを含まない公式の貧困率は11.1%と、前年の11.5%から低下した。

子どもの補足的貧困率は12.4%から13.7%に上昇した。パンデミック関連の追加的な政府支援の打ち切りが響いた。パンデミック関連の追加的な食料支援プログラムは昨年3月にほとんどの州で終了し、学校給食向けの支援も規模が縮小された。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米、ベネズエラ安定化・復興へ3段階計画 国務長官が

ビジネス

米ワーナー、パラマウントの買収修正案拒否 取締役会

ワールド

米、ベネズエラ制裁を選択的解除へ 選挙日程発表は時

ワールド

機関投資家の一戸建て住宅購入禁止へ、トランプ氏が表
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    「グリーンランドにはロシアと中国の船がうじゃうじ…
  • 5
    日本も他人事じゃない? デジタル先進国デンマークが…
  • 6
    マドゥロ拘束作戦で暗躍した偵察機「RQ-170」...米空…
  • 7
    公開されたエプスタイン疑惑の写真に「元大統領」が…
  • 8
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び…
  • 9
    トランプがベネズエラで大幅に書き換えた「モンロー…
  • 10
    衛星画像で見る「消し炭」の軍事施設...ベネズエラで…
  • 1
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 9
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 10
    感じのいい人が「寒いですね」にチョイ足ししている…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 8
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中