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香港GDP、第1四半期は+2.7% 金融引き締め長期化を警戒

2024年05月02日(木)19時45分

香港政府は2日、第1・四半期の域内総生産(GDP)速報値は前年比2.7%増と発表した。本土からの観光客、香港で昨年5月撮影。(2024年 ロイター/Tyrone Siu/ File Photo)

[香港 2日 ロイター] - 香港政府は2日、第1・四半期の域内総生産(GDP)速報値は前年比2.7%増と発表した。海外観光客や個人消費がけん引役となった。

昨年第4・四半期の伸び率は4.3%、第3・四半期は4.2%、第2・四半期は1.6%、第1・四半期は2.8%だった。

ポール・チャン財政長官は先月28日、第1・四半期GDPは政府の年間予想の2.5─3.5%の範囲内で5四半期連続で緩やかな伸びになるとの見通しを示していた。

報道官は「今後サービス輸出は観光業のインバウンド需要復活や政府の大規模イベント推進策などに支えられる見通しだ。ただ、製品輸出は引き続き地政学的緊張とタイトな金融状況の影響を受ける。」との見方を示した。タイトな金融状況の長期化は経済活動や信頼感に悪影響をもたらす可能性があるという。

第1・四半期の季節調整後の前期比成長率は2.3%。昨年第4・四半期は0.2%だった。

個人消費支出は1.0%増で第4・四半期の3.5%増から減速。

財輸出は6.7%増で、第4・四半期の2.8%増から加速。輸入は3.8%増から3.2%増に減速した。

ロイター
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