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アストラゼネカとサノフィ、米にRSVワクチン23万回分を追加供給

2023年12月15日(金)12時14分

 12月14日、供給がひっ迫している小児用RSウィルス(RSV)ワクチンを共同開発する製薬大手仏サノフィと英アストラゼネカは来年1月半ばに23万回分を米国に追加供給する。写真はアストラゼネカのロゴ。デラウェア州 ウィルミントンで2021年3月撮影(2023 ロイター/Rachel Wisniewski)

Trevor Hunnicutt

[ワシントン 14日 ロイター] - 供給がひっ迫している小児用RSウィルス(RSV)ワクチンを共同開発する製薬大手仏サノフィと英アストラゼネカは来年1月半ばに23万回分を米国に追加供給する。ホワイトハウスが14日発表した。

政府関係者は供給拡大に向け、両社と定期的に面会している。

仏サノフィの声明によると、追加供給により米国への供給は当初計画比約25%増となった。

今回の追加供給で、米国はこのRSV流行期に新生児の40%にワクチンを供給する能力を確保する。

米小児科学会によると、RSVは乳幼児の入院原因の第1位で、米国では毎年12カ月未満の子どもの約1─3%が入院している。

ロイター
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