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連休中の中国住宅販売、前年比17%減 1級都市は増加=民間調査

2023年10月09日(月)16時08分

 中国の民間不動産調査大手、中国指数研究院が7日発表したデータによると、国慶節(建国記念日)などに伴う大型連休中の国内住宅販売は前年同期比17%減少した。写真は8月、天津市で撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang)

[北京 9日 ロイター] - 中国の民間不動産調査大手、中国指数研究院(チャイナ・インデックス・アカデミー)が7日発表したデータによると、国慶節(建国記念日)などに伴う大型連休中の国内住宅販売(床面積ベース、1日平均)は前年同期比17%減少した。

9月26日─10月6日の連休中の住宅販売は比較的小規模な3級都市と4級都市で前年比50%減少した。

一方、1級都市では62%増加し、需要が強い都市では住宅ローン金利や頭金の引き下げといった支援策が奏功している可能性を示唆した。

上海などの1級都市は数週間前、既存の住宅ローンを完済した人や他の住宅を売却した人を対象に、頭金比率の引き下げを認めると発表していた。

中国指数研究院は、連休中に住宅展示場を訪れた人は若干増加したものの、信頼感は大きく回復していないとしている。

国慶節の連休は伝統的に新築住宅販売のピークで、開発会社はこの時期にキャンペーンを実施し、新しい物件を投入する。

同研究院がまとめた9月の新築住宅販売は前年比約20%減少した。9月の公式統計は今月18日に発表される。

ロイター
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