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米エピック・ゲームズが830人削減へ、音楽配信サービスも売却
9月28日、人気ゲーム「フォートナイト」の開発元である米エピック・ゲームズは従業員の16%に相当する約830人を削減するとともに、オンライン音楽配信プラットフォームのバンドキャンプを売却すると発表した。写真は同社のロゴ。ニューヨーク州で2020年8月撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)
[28日 ロイター] - 人気ゲーム「フォートナイト」の開発元である米エピック・ゲームズは28日、従業員の16%に相当する約830人を削減するとともに、オンライン音楽配信プラットフォームのバンドキャンプを売却すると発表した。
さらに2020年に買収した子どもの安全とプライバシー保護ツールを開発するスーパーオーサムの大半をスピンオフする。
ティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)は従業員に宛てた電子メールで「フォートナイトが再び成長し始める一方、成長は主に相当の収益分配を伴うクリエーターコンテンツによるもので、これは当初フォートナイトを立ち上げた時よりも利益率の低い事業だ」と説明した。
スウィーニー氏によると、削減対象者の約3分の2が中核となる開発チーム以外の人員だという。
ビデオゲーム業界は、インフレで疲弊しているゲーマーが人気タイトルをえり好みし、支出を減らしているため、苦戦を強いられている。