訂正-米消費者の短期インフレ期待横ばい、所得増期待は低下＝ＮＹ連銀

ニューヨーク連銀（写真）が１３日に発表した１月の消費者期待調査では、米国民の将来の所得増加への期待が低下するとともに、短期的には高いインフレ圧力が続くとみていることが分かった。２０２１年１０月撮影（２０２３年　ロイター/Brendan McDermid）

(発表者側の訂正により、本文２段落目の「２．９％」を「３．０％」に訂正します)

[ニューヨーク １３日 ロイター] - ニューヨーク連銀が１３日に発表した１月の消費者期待調査では、米国民の将来の所得増加への期待が低下するとともに、短期的には高いインフレ圧力が続くとみていることが分かった。

インフレ期待は１年先が５％と１２月から横ばい。３年先は２.７％で、１２月の３．０％（訂正）から低下した。一方、５年先は２．５％と、１２月の２．４％から上昇した。

住宅価格の上昇見通しが１２月の１．３％から１．１％に鈍化する一方、食費やエネルギー価格などは上昇すると予想されている。

世帯収入の伸び見通しは３．３％となり、１２月の４．６％から鈍化。ニューヨーク連銀によると、この下落幅は過去最大となった。

消費支出の伸び見通しも５．７％と、１２月の５．９％から鈍化した。