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日産と仏ルノー、提携関係の再構築発表に向け日程調整=関係筋

2022年11月30日(水)04時02分

日産自動車と仏自動車大手ルノーは提携関係の再構築に関して、早ければ来月にもロンドンで発表する準備を進めていると、事情に詳しい関係者3人がロイターに述べた。(2022年 ロイター/Valentyn Ogirenko)

[東京/パリ/北京 29日 ロイター] - 日産自動車と仏自動車大手ルノーは提携関係の再構築に関して、早ければ来月にもロンドンで発表する準備を進めていると、事情に詳しい関係者3人がロイターに述べた。

ルノーのジャンドミニク・スナール会長は29日、ルノーと日産が提携関係の再構築で合意に達することができると「確信している」と語った。

関係者によると、両社は現在も話し合いを続けており、まだ合意には至っていないものの、今後数週間以内に発表する機会を2回計画しているという。

1回目はルノー、日産、三菱自動車の最高経営責任者(CEO)がパリで予定している会合の2日後に当たる12月7日で、ロンドンで行われる予定。協議に時間が必要なら、3社は1週間後に会合を開催することも可能で、その場合はその次の週にロンドンで発表するという。

スナール会長は合意時期についてコメントを控えた。日産は推測にはコメントしないとした。三菱自もコメントを控えた。

関係者はまた、日産とルノーは可能であれば12月中旬までに法律や規制の見直しなど複雑な問題を解消することを目指して連日交渉を行っているとしたほか、ルノーが日産に出資を求めている電気自動車(EV)専業会社「アンペール(アンペア)」について、三菱自は日産とルノーの協議が終わるまでアンペールに出資するかどうか決断しないとした。

ロイター
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