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米大手航空ユナイテッドとアメリカン、旅行需要減速をそろって否定

2022年09月08日(木)08時17分

 米航空大手ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスとアメリカン・エアラインズ・グループは9月7日、旅行需要が減速しているのではないかとの見方をそろって否定した。2021年11月、シカゴのオヘア国際空港で撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

[7日 ロイター] - 米航空大手ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスとアメリカン・エアラインズ・グループは7日、旅行需要が減速しているのではないかとの見方をそろって否定した。

足元の米航空業界は、新型コロナウイルスのパンデミック以降で最も活況にある。2日からレーバーデーの5日までに米運輸保安庁(TSA)の手荷物検査を受けた航空旅客数は876万人と、パンデミック前の2019年を上回った。

ただ夏の旅行シーズンの終わりとされるレーバーデーを過ぎると、例年は旅行需要が鈍化する傾向がある。新学期が始まって家族旅行が下火になり、航空各社はビジネス客に頼らざるを得なくなる。

それでもユナイテッドのシニア・バイスプレジデント、パトリック・クエール氏は、コーエンが開催した輸送セクターに関する年次会議で、8月から9月の間で航空券販売に落ち込みは見られず、今のところ予約件数は過去のトレンドに反してしっかりしていると指摘。「夏が終わったように見えない。需要は強い」と言い切った。

ユナイテッドはこうした状況を踏まえ、第3・四半期の営業収入伸び率(19年比)見通しを従来の11%から12%に引き上げた。また燃料以外の経費負担が改善したことを理由に、調整後営業利益率の見通しも上方修正した。

アメリカンのロバート・アイソム最高経営責任者(CEO)も同会議で、レジャー予約が「堅調」を維持していると力説し、収入と経費、利益率が想定通りに推移している点は「朗報だ」と述べた。

アイソム氏によると、企業の予約で得られる収入は19年の75%まで回復した。クエール氏は、企業の予約がなおパンデミック前の水準にとどまっているものの、運賃引き上げでビジネス旅行からの収入は押し上げられたと説明した。両社とも、各企業が従業員に職場復帰を呼びかけていることを受け、企業の予約は今後さらに改善すると期待している。 

ロイター
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