ニュース速報

ビジネス

英ボーダフォン、5G設備の調達先にサムスン電子を選定

2021年06月15日(火)11時24分

6月14日、英通信大手ボーダフォン・グループは、英国内の5G(第5世代通信)網設備の調達先に韓国のサムスン電子を選定した。写真はボーダフォンのロゴ。ロンドンで2017年5月撮影(2021年 ロイター/Neil Hall)

[ストックホルム/ソウル 14日 ロイター] - 英通信大手ボーダフォン・グループは、英国内の5G(第5世代通信)網設備の調達先に韓国のサムスン電子を選定した。

両社が14日、明らかにした。サムスンは欧州の通信機器市場で事業を拡大することになる。

欧州の通信会社の間では、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に代えて、サムスンと契約することを検討する動きが増えている。

合意の金銭的条件は公表されていない。

英政府はすでに、国家安全保障上のリスクを理由に、2027年末までに国内5G網からファーウェイ製品を完全に排除することを命じている。サムスン電子の幹部は今月、ロイターに欧州を足場に通信機器事業の成長を維持する意向を示した。

CCSインサイトのアナリスト、リチャード・ウェブ氏はこれについて「サムスンがエリクソンやノキアに追いつくには、まだ長い道のりがある。しかしサムスンは、モバイル・ブロードバンドから固定ワイヤレス・アクセス、プライベート5Gネットワークまで、幅広い分野で充実した5G・RANポートフォリオを持っている。強い競合相手と見るべきだろう」と指摘した。

欧州の通信機器市場では、ノキア、エリクソン、ファーウェイが高いシェアを誇っているが、サムスン電子は昨年9月に、米通信大手ベライゾンから60億ドル規模の予想外の受注を獲得した。

スペインのテレフォニカ、フランスのオレンジも以前、ロイターに対し、サムスン電子と協議したことを明らかにしている。

*14日に配信した記事で、本文中の不要な記号を削除します。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、国防産業監督機関の元幹部を汚職で起訴

ワールド

韓国企画財政相、米投資案件を事前審査へ 法案可決前

ビジネス

英BP、第4四半期利益は予想通り 自社株買いを停止

ワールド

仏大統領、欧米対立再燃を警告 EUに改革促す
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 8
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 9
    衆院選で吹き荒れた「サナエ旋風」を海外有識者たち…
  • 10
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中