ニュース速報

ビジネス

午後3時のドル109円前半、米金利小動きでドル安傾向に

2021年05月18日(火)15時35分

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べてほぼ横ばいの109.14円付近で推移。写真は、100ドル紙幣。2009年11月3日に米コロラド州で撮影。(2021年 ロイター/Rick Wilking)

[東京 18日 ロイター] -

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 109.13/15 1.2164/68 132.77/81

午前9時現在 109.23/25 1.2155/59 132.77/81

NY午後5時 109.19/21 1.2151/55 132.73/77

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点に比べてほぼ横ばいの109.14円付近で推移。米長期金利上昇の持続性が乏しく、ドル/円相場は方向感のない動きが続いた。一方、英ポンドやカナダドルなど他の主要国通貨は堅調に推移し、クロス円では円安圧力が高まった。

前日の欧州時間にドルは109.07円付近まで下落し、5日ぶりの安値を付けた。英ポンドが対ドルで上昇し、英ポンドに対するドルの弱さがドル/円に波及したとみられている。

東京時間に入ってからは、ドル/円は狭いレンジの範囲内で推移。足元では、米長期金利の上昇傾向が弱まっており、市場からは「3月末に付けた1.7%台後半の水準を超えることが難しいとなると、ドル安圧力がかかりやすい」(三菱UFJ銀行・チーフアナリスト、内田稔氏)との見方が出ている。リフィニティブによると、米10年国債利回りは1.6%台半ばとなっている。

一方、米長期金利が落ち着いた動きをみせていることで、株式市場ではリスクオンムードに傾きやすくなっており、「リスク選好地合いの中、円高も進みにくい」(内田氏)という。ドル/円は目先、109円台での様子見が続きそうだとの声が聞かれた。

他の主要国通貨では、英ポンドやカナダドルが堅調に推移する一方、クロス円では円売りが活発になった。

英ポンド/ドルは1.4170ドルと2月25日以来の高水準となった。対円でも154.82円付近まで上昇し、2018年2月以来の高値を更新した。英国では17日、約4カ月間にわたり実施されていた新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するロックダウン(都市封鎖)措置が緩和された。

市場からは「経済正常化に向けた動きが着実に進んでいることが、英ポンド買いを支えているようだ」(国内銀行)との声が聞かれた。

カナダドル/米ドルは1.2043加ドルまで上昇、2015年5月以来の高水準となった。また、カナダドル/円は90.71円付近まで上昇し、2018年1月以来の高値をつけた。

カナダは主要先進国の中でもいち早く金融緩和の正常化に向けて動いており、このことが加ドル買いにつながったとみられている。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日経平均は反発、ホルムズ海峡巡る過度な警戒感が後退

ワールド

仏韓、防衛協力強化・エネ安保で連携 首脳会談で合意

ビジネス

アングル:ネットフリックス、ワーナー買収失敗でオリ

ビジネス

午後3時のドルは159円後半でもみ合い、欧米休暇前
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受給年齢」
  • 4
    破産申請の理由の4割以上が「関税コスト」...トラン…
  • 5
    血圧やコレステロール値より重要?死亡リスクを予測…
  • 6
    満を持して行われたトランプの演説は「期待外れ」...…
  • 7
    日本の男女の賃金格差は世界でも突出して大きい
  • 8
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 9
    先進国が出生数の減少を嘆く必要はない? 「経済的…
  • 10
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 6
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 7
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中