ニュース速報

ビジネス

ユーロ圏総合PMI、3月速報は52.5 製造業は62.4で過去最高

2021年03月24日(水)20時27分

ユーロ圏の3月の景況感は、製造業が好調で拡大局面に回復した。ドイツ・パッサウ近くの自動車工場で16日撮影。(2021年 ロイター/Andreas Gebert)

[ロンドン 24日 ロイター] - ユーロ圏の3月の景況感は、製造業が好調で拡大局面に回復した。ただ、域内で新型コロナウイルスの感染拡大を受けてロックダウン(都市封鎖)が再導入され、ワクチン接種がなかなか進まないことから、4月は再び悪化する可能性もある。

IHSマークイットが発表した3月のユーロ圏の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.5。前月の48.8から上昇し、好不況の分かれ目となる50を上回り2018年後半以来の高水準となった。ロイター調査による予想中央値の49.1、予想上限の51.0も上回った。

ただチーフ・ビジネス・エコノミストのクリス・ウィリアムソン氏は、コロナ感染拡大やロックダウンを受けて見通しは悪化したと述べた。サービス業については「依然低迷しているが3月は製造業の活況の恩恵もあって指数は改善した」と述べた。

サービス部門PMIは48.8。引き続き節目の50を下回ったが、前月の45.7から上昇し昨年8月以来の高水準となった。予想中央値の46.0も上回った。

投入コストの大幅な上昇で、産出価格指数は48.1から50.8に上昇。サービス企業は約1年ぶりに価格を引き上げた。

製造業PMIは強い需要を背景に57.9から62.4に上昇し1997年6月の調査開始以降、最高水準となった。市場予想は57.7だった。

ドイツ、フランスなどで生産が拡大。生産指数は57.6から63.0の過去最高に上昇した。新規受注指数は57.8から64.2に上昇した。

ワクチン接種による生活正常化への期待も依然高い。総合PMIの将来の生産に関する指数は66.8で、3年ぶり高水準だった前月の67.0からわずかな低下にとどまった。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン新指導者、負傷で姿見せない公算 外見損傷か=

ワールド

ホルムズ海峡の機雷敷設「明確な証拠ない」=米国防長

ワールド

イスラエル軍、イランとの攻撃の応酬続く レバノン南

ビジネス

米PCE価格指数、1月前月比+0.3%・コア+0.
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    ショーン・ペンは黙らない――「ウクライナへの裏切り…
  • 5
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 6
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 7
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 8
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 9
    2万歩でも疲れない? ディズニー・ユニバで足が痛く…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 7
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 10
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中