ニュース速報

ビジネス

バイデン氏、ワクチン接種加速へ 注射器増産や施設増設を計画

2021年01月16日(土)07時01分

バイデン次期米大統領は15日、新型コロナウイルスワクチン接種ペース加速に向けた計画を発表し、トランプ政権の接種計画を改善すると表明した。写真はバイデン大統領(2021年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 15日 ロイター] - バイデン次期米大統領は15日、新型コロナウイルスワクチン接種ペース加速に向けた計画を発表し、トランプ政権の接種計画を改善すると表明した。

バイデン氏は「米国の健全性は危機にさらされており、勇気と信念を持って、大きな目標の達成を目指す時だ」と言明した。

バイデン氏は数千カ所のワクチン接種センターを設置し、引退した医療関係者を募り、教師やスーパーマーケットの従業員、年齢65歳以上の人などへの接種を展開することを計画。また、低所得地域でのワクチン接種拡大や、ワクチンに懐疑的な国民向けに接種を奨励するマーケティングキャンペーンを打ち出す考え。

さらに、国防生産法(DPA)を発動し、ワクチン接種ペース加速に必要な注射器やバイアル瓶などを増産するほか、ワクチンの冷蔵や保管を支援する。

バイデン氏は新型コロナ対応を最優先政策課題に位置付け、20日の就任から100日以内に国民1億人のコロナワクチン接種実現を目指している。

政権移行チームによると、バイデン氏はトランプ政権のコロナワクチンと治療薬の開発・製造を支援する「オペレーション・ワープ・スピード(OWS)」を刷新する計画で、デービッド・ケスラー米食品医薬品局(FDA)元長官を新型コロナウイルス対策責任者に指名した。

トランプ政権は昨年末までに2000万人のワクチン接種を目指していたものの未達に終わり、米疾病対策センター(CDC)によると、14日時点で全国に配布されたワクチン3000万回分に対し、接種を受けた人は1110万人にとどまっている。

また、バイデン氏は前日、1兆9000億ドル規模の新たな景気対策案を発表。うち4150億ドルをワクチン接種などの新型コロナ対策に充てるという。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

11月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比1

ワールド

ポルトガル大統領選、社会党と極右候補が2月決選投票

ワールド

EU・英、デンマークとグリーンランドの主権にコミッ

ワールド

JPモルガンCEO、FRB議長職打診報道を否定 
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 2
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で国境問題が再燃
  • 3
    DNAが「全て」ではなかった...親の「後天的な特徴」も子に受け継がれ、体質や発症リスクに影響 群馬大グループが発表
  • 4
    シャーロット英王女、「カリスマ的な貫禄」を見せつ…
  • 5
    AIがついに人類に「牙をむいた」...中国系組織の「サ…
  • 6
    「リラックス」は体を壊す...ケガを防ぐ「しなやかな…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 9
    中国ネトウヨが「盗賊」と呼んだ大英博物館に感謝し…
  • 10
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 6
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中