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東芝がシステムLSI事業から撤退、米中摩擦続いても収益確保へ
2020年09月29日(火)16時01分
東芝は29日、システムLSI事業から撤退すると発表した。写真は同社の半導体チップ、資料写真、2008年1月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 29日 ロイター] - 東芝は29日、システムLSI事業から撤退すると発表した。半導体事業の選択と集中を進め、米中貿易摩擦などで不透明な事業環境が続いても、安定的に収益を確保できる体制を整えるという。
2021年度に150億円以上の固定費削減効果を見込む。
先端システムLSIの新規開発から撤退する。画像認識プロセッサーなど既存製品の販売・サポートは継続する。一方、アナログICとマイコンは、モーター制御用の新規開発や販売・サポートを継続し、リソースを集中する。
人員再配置と早期退職優遇制度を通じ、770人を対象に人員の適正化を図る。20年度に約118億円の費用が発生するが、業績予測に織り込み済みとしている。
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