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中国アリババ傘下のアント、重慶で消費者金融会社設立へ=関係筋
8月18日、中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングのフィンテック部門アント・グループは、同国南西部の重慶市で消費者金融会社を立ち上げ、国内でのプレゼンスを高める方針だ。2018年1月24日、浙江省杭州市で撮影(2020年 ロイター/Shu Zhang)
[香港 18日 ロイター] - 中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング
アリババが33%保有するアントは既に、決済、オンライン銀行、保険、小口融資などを中国で手掛けるための金融免許を取得している。
関係筋によると、アントは消費者金融事業で南洋商業銀行およびアリババが支援するインテリジェント交通サービス企業の北京千方科技<002373.SZ>と提携する計画。新会社に対する出資比率はアントが約50%、南洋商業銀行が15%、北京千方科技が10%になる。その他の出資者にはバッテリーメーカーの寧徳時代新能科技(CATL)<300750.SZ>も含まれる。
登録資本金として出資総額は約80億元(12億ドル)となり、早ければ21日にも契約署名がある見通しだという。
アントとCATLはコメントを避けた。
南洋商業銀行と北京千方科技からは今のところコメントを得られていない。
アントは先月、香港証券取引所と上海の中国版ナスダック「科創板」の両方で新規株式公開(IPO)を行う手続きを開始したと発表した。





