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英住宅価格、7月は11年ぶり大幅上昇 ロックダウン緩和で=ネーションワイド

2020年07月31日(金)18時42分

 7月31日、英住宅金融会社ネーションワイドが発表した7月の住宅価格は前月比1.7%上昇し、2009年8月以来、11年ぶりの大幅な伸びを記録した。写真は2018年9月、バーミンガムで撮影(2020年 ロイター/Darren Staples)

[ロンドン 31日 ロイター] - 英住宅金融会社ネーションワイドが発表した7月の住宅価格は前月比1.7%上昇し、2009年8月以来、11年ぶりの大幅な伸びを記録した。新型コロナウイルス関連規制の緩和に伴い、経済が急回復していることをうかがわせた。

ネーションワイドのチーフエコノミスト、ロバート・ガードナー氏は「価格の上昇は住宅市場が急速に回復していることの表れだ」と述べた。

前年比では1.5%上昇。ただ季節調整後では4月のピークを1.6%下回るという。

ネーションワイドは、今月発表された不動産購入税減税を追い風に、住宅価格は目先上昇し続けると予想。ただ、雇用支援措置が失効して失業者が急増すれば、住宅価格も失速する可能性があるとガードナー氏は指摘した。

ロイター
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