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今年のタイ輸出は8%減に、バーツ高を懸念=荷主協議会

2020年06月02日(火)18時48分

[バンコク 2日 ロイター] - タイ荷主協議会は2日、今年のタイの輸出について、新型コロナウイルス感染拡大の影響で8%減少するとの見通しを示した。最近のバーツの上昇はさらなる圧迫要因とみている。

Ghanyapad Tantipipatpong会長が記者団に、第2・四半期の輸出は過去最大の落ち込みとなり、下半期に改善するとの見通しを明らかにした。また、バーツの上昇を懸念要因として指摘した。

タイ荷主協議会は、4日にタイ中央銀行とバーツ高について意見交換する予定だという。

中銀は1日、バーツの急激な上昇を懸念しており、上昇抑制に向け措置を講じる用意があると表明した。

バーツは0550GMT(日本時間午後2時50分)時点で1ドル=31.55バーツで推移しており、過去2週間で約1.6%上昇した。年初来では5.2%安。

ロイター
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