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東京マーケット・サマリー(29日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
午後5時現在 107.19/21 1.1103/07 119.03/07
NY午後5時 107.63/66 1.1076/79 119.22/26
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の107円前半。ドルは朝方からじり安の展開。トランプ米大統領の中国に関する記者会見を警戒する短期筋が持ち高調整でドルを売ったほか、米長期金利の低下がドル売りを招いた。一方、欧州連合(EU)の対コロナ復興基金への期待感が追い風となり、ユーロは2カ月ぶりに1.11ドル台に乗せた。
<株式市場>
日経平均 21877.89円 (38.42円安)
安値─高値 21710.80円─21955.44円
東証出来高 23億8386万株
東証売買代金 4兆6423億円
東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落。前日の米国株式市場が軟調だったほか、これまでの上昇で高値警戒感が台頭してきたことから、利益確定売りが先行する形となった。ただ、経済活動再開や政府の経済対策などへの期待が大きく、全体的に底堅い動きとなり、日経平均は瞬間的に前日比プラスに浮上する場面もあった。きょうの大引けでMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)定期見直しに伴うパッシブ連動資金のリバランスが行われたことも手伝い、東証1部の売買代金は4兆6423億8600万円と膨らみ、今年3番目の大商い。日本株の資金流出入は750億円程度との観測もあり、それを除いても活況だった。
東証1部騰落数は、値上がり674銘柄に対し、値下がりが1438銘柄、変わらずが58銘柄だった。
<短期金融市場> 18時04分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.073%
ユーロ円金先(20年12月限) 100.015 (-0.005)
安値─高値 100.015─100.030
3カ月物TB -0.121 (-0.002)
安値─高値 -0.121─-0.121
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.073%になった。前営業日(マイナス0.057%)を下回った。「月末で資金調達を手控える金融機関が多くみられた」(国内証券)。ユーロ円3カ月金利先物はまちまち。
<円債市場>
国債先物・20年6月限 152.20 (-0.10)
安値─高値 152.17─152.32
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.000% (+0.005)
安値─高値 0.000─-0.005%
国債先物中心限月6月限は前営業日比10銭安の152円20銭となり、下落して引けた。6月の日銀の国債買い入れ方針発表を控えて様子見ムードが強まる中、売りが優勢となった。現物債市場では超長期ゾーンの金利上昇圧力が目立ち、新発40年債は0.530%と、19年5月30日以来の水準まで上昇した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.000%。
<スワップ市場> 16時33分現在の気配
2年物 0.01─-0.08
3年物 0.00─-0.09
4年物 0.00─-0.09
5年物 0.00─-0.09
7年物 0.02─-0.07
10年物 0.08─-0.01