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ルノー、政府支援受けるなら海外生産能力の増強停止を=仏閣僚

2020年05月25日(月)09時37分

5月24日、フランスのボルヌ環境相は、仏自動車大手ルノーについて、公的支援を受ける代わりに海外での生産能力増強を停止すべきだとの考えを示した。写真はルノーのロゴ。6日撮影(2020年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[パリ 24日 ロイター] - フランスのボルヌ環境相は24日、仏自動車大手ルノーについて、公的支援を受ける代わりに海外での生産能力増強を停止すべきだとの考えを示した。

政府は、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた同社の支援に50億ユーロ(54億7000万ドル)の政府保証付き融資を約束している。ただ、ルメール経済・財務相はこれまで、同融資を巡る協議は続いており、まだ承認していないことを明らかにしている。

ボルヌ環境相は、政府が自動車業界向けの支援策を26日に発表する可能性があるとの報道について問われ、政府は電気自動車(EV)への補助金を拡充し、低所得者層に対する環境汚染の少ない自動車の購入促進策を打ち出すと述べたが、時期や予算規模には触れなかった。

ロイター
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