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オランダ、2019年の企業誘致好調 ブレグジットで

2020年02月19日(水)15時01分

 オランダで2019年に事務所を開設した企業が前年から倍増したことが、政府機関の発表で明らかになった。英国のEU離脱を控えて増加したとみられる。2016年6月撮影(2020年 ロイター/Neil Hall)

[アムステルダム 19日 ロイター] - オランダで2019年に事務所を開設した企業が前年から倍増したことが、政府機関の発表で明らかになった。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を控えて増加したとみられる。

オランダ企業誘致局(NFIA)によると、2019年にオランダで事務所を開設、またはオランダに移転した企業は78社で、EU離脱の是非を巡る2016年の英国民投票以降では合計140社となった。

NFIAのJeroen Nijland長官は、オランダで事務所を開設する企業は毎年倍増傾向にあり、減速の兆しは見られないと指摘。英国がEUと今後交渉する新たな貿易協定を巡る不透明感を背景に、企業は他の選択肢を模索していると述べた。

NFIAが現在、オランダへの移転や拡張について協議している企業は425社で、2018年の175社を上回っているという。

ロイター
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