ニュース速報

ビジネス

米経済は良好、インフレ目標達成へ=フィラデルフィア連銀総裁

2020年01月18日(土)00時13分

米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は17日、世界的な景気減速や通商問題を巡る先行き不透明性などの向かい風で企業投資が抑制される中でも、堅調な労働市場で消費者信頼感が押し上げられ、米経済の支えとなっているとの考えを示した。バージニア州のショッピングモールのようす。昨年撮影(2020年 ロイター/Loren Elliott)

[サマセット(米ニュージャージー州) 17日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は17日、世界的な景気減速や通商問題を巡る先行き不透明性などの向かい風で企業投資が抑制される中でも、堅調な労働市場で消費者信頼感が押し上げられ、米経済の支えとなっているとの考えを示した。

ハーカー総裁はニュージャージー州サマセットで開かれる銀行関連の会合で行う講演の原稿で、米経済は今年は約2%の成長を達成し、インフレ率は連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%に向かう軌道に乗っていると指摘。「経済は全般的にかなり良好であるようにみえる」とし、「現在の景気拡大期は過去最長となっており、今年は経済成長率はトレンドの2%近辺に戻るとみている。こうした見方は広く共有されている」と述べた。

FRBは昨年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定。経済見通しに大幅な変化がない限り、金利は現行水準にとどまる公算が大きいと示唆した。[nL4N28L3KX]

ハーカー総裁は昨年9月と10月の利下げに反対姿勢を表明。今年は投票権を持つFOMCメンバーになる。

ハーカー総裁はこのほか、昨年9月半ばに発生した短期金融市場の逼迫について、FRBはなお教訓を学ぼうとしているとし、国債などを担保に資金を供給するレポオペの常設化を決定する前に検証すべき事項は残っていると述べた。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

FRB議長候補ウォーシュ氏、財務書類提出 上院公聴

ワールド

北朝鮮、12日に駆逐艦から巡航ミサイルと対艦ミサイ

ビジネス

FRBの保有債券含み損、昨年は8442億ドルに縮小

ワールド

原油価格、今後数週間でピークに ホルムズ航行再開な
MAGAZINE
特集:台湾有事の新シナリオ
特集:台湾有事の新シナリオ
2026年4月21日号(4/14発売)

地域紛争の「大前提」を変えた米・イラン戦争が台湾侵攻の展開に及ぼす影響をシミュレーション

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本は「イノベーションのやり方」を忘れた...ホンダ「EV撤退」が示す、日本が失った力の正体
  • 2
    「いい加減にして...」ケンダル・ジェンナーの「目のやり場に困る」姿にネット騒然
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相…
  • 5
    トランプがまた暴走?「イラン海上封鎖」の勝算
  • 6
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 7
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 8
    「違法レベル...」ゼンデイヤの「完全に透けて見える…
  • 9
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 10
    BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音楽市場で…
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 8
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中