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中国新規融資、12月は予想下回る1.14兆元 年間では過去最高

2020年01月17日(金)00時08分

 1月16日、中国人民銀行(中央銀行)が発表した2019年12月の新規人民元建て融資は1兆1400億元(1654億5000万ドル)で、11月から若干減少し、アナリスト予想を下回った。写真は上海の金融街。2018年2月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[北京 16日 ロイター] - 2019年12月の中国新規融資は、前月から予想以上に減少したものの、年間では過去最高となった。

中国人民銀行(中央銀行)によると、2019年12月の新規人民元建て融資は1兆1400億元(1654億5000万ドル)。11月(1兆3900億元)から若干減少し、ロイターがまとめたアナリスト予想(1兆1940億元)を下回った。2018年12月は1兆0800億元だった。

12月末時点の人民元建て融資残高は前年比12.3%増加。11月(12.4%増)からわずかに減速した。アナリスト予想は12.4%増だった。

2019年の新規人民元建て融資は過去最高の16兆8100億元。アナリスト予想は16兆8800億元、18年は16兆1700億元だった。

人民銀行は企業活動を活発化させるために借り入れコストを下げている。米中の「第1段階」通商合意が調印されて景気下押しリスクは低下する可能性があるが、人民銀は今年さらなる金融緩和に踏み切ると予想されている。

12月末の社会融資総量残高は、前月末と同じく前年比10.7%増。社会融資総量には、新規株式公開、信託会社の融資、債券発行など、通常の銀行融資以外の簿外の与信も含まれる。

キャピタル・エコノミクスはリポートで「12月の広義の融資残高の伸びが前月と同じだったのは、銀行融資の伸びが鈍化する一方で、シャドーバンキング融資の落ち込みが和らいだからだ」と指摘。直近の緩和政策は現時点で信用拡大にさほどつながっておらず、追加利下げの可能性は高いとした。

一方で、中国人民銀行(中央銀行)金融政策局の孫国峰局長は同日、預金準備率は適切な水準にあり、さらなる引き下げ余地は限られていると述べた。

12月の社会融資総量は2兆1000億元と11月(1兆7500億元)から増加。アナリスト予想は1兆7000億元だった。

2019年の社会融資総量は25兆5800億元だった。

人民銀行高官は会見で、社会融資総量の算出法を最近修正したと明らかにした。

マネーサプライM2は前年比8.7%増加。伸び率は11月の8.2%から加速し、アナリスト予想の8.3%を上回った。

*内容を追加しました。

ロイター
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