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米経済は良好、当面の金利維持は適切=カンザスシティー連銀総裁
2020年01月15日(水)05時10分
米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は14日、米経済が全般的に良好な状況を踏まえ、政策金利を当面維持する方針は適切との見解を示した。ワシントンのFRB本部で2018年8月撮影(2020年 ロイター/Chris Wattie)
[ワシントン 14日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は14日、米経済が全般的に良好な状況を踏まえ、政策金利を当面維持する方針は適切との見解を示した。
ジョージ総裁は「経済が潜在成長率か、もしくはそれを超えるペースで拡大し、労働市場が堅調に推移し、低水準かつ安定的なインフレ環境にある中、金融当局者は適切な政策スタンスを見極める時間が必要になる」と指摘。「米連邦準備理事会(FRB)が昨年実施した利下げに対する経済の反応や今後入手される指標を見極めるため、当面の金利維持は妥当」との考えを示した。
消費支出の勢いを指摘しつつも、製造業や企業の設備投資が今年も低調となり、消費支出の足かせになる恐れがあると予想。そうなれば、FRBが追加利下げを余儀なくされる可能性があるとした。
また、長期トレンド成長率が1.75━2%程度に減速する可能性があるとの見通しも示した。
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