ニュース速報

ビジネス

独サービス部門PMI改定値、12月は52.9に 4カ月ぶり高水準

2020年01月06日(月)18時53分

1月6日、IHSマークイットが発表した12月のドイツのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.9となり、前月の51.7から上昇した。独 ガルミッシュ-パルテンキルヘンのレストランで2014年3月撮影(2020年 ロイター/Michaela Rehle)

[ベルリン 6日 ロイター] - IHSマークイットが発表した12月のドイツのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.9となり、前月の51.7から上昇した。速報値の52.0を上回り、4カ月ぶりの高水準となった。

PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。

新規ビジネスの動向を示すサブ指数は8月以来初めて上昇。企業信頼感サブ指数は4月以来の高水準となった。

IHSマークイットのプリンシパルエコノミスト、フィル・スミス氏は「サービス部門の12月は堅調となったものの、第4・四半期の経済成長としてはせいぜい停滞となりそうだ。2020年第1・四半期に目を見張るようなことは何も見込まれていないが、新規受注や企業信頼感が製造部門とサービス部門で同様に上向き傾向となっており、好転し始めている可能性を示す兆候だ」と述べた。

先週発表された12月のドイツ製造業PMI改定値は43.7で、5カ月ぶりの高水準だった11月の44.1から低下した。[nL4N297249]

製造業とサービス業を合わせた総合PMIは50.2に上昇。前月までは3カ月連続で50割れとなっていた。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

TikTok米国事業、取締役7人中6人が米国人 デ

ワールド

米高度専門職ビザの新手数料は1回限り、既存ビザは対

ビジネス

アングル:トランプ氏の四半期決算廃止案、意外な方面

ワールド

ヒースローなど欧州空港にサイバー攻撃、21日も混乱
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分かった驚きの中身
  • 2
    【動画あり】トランプがチャールズ英国王の目の前で「不敬行為」? ネットでは非難轟轟、真相は?
  • 3
    筋肉はマシンでは育たない...器械に頼らぬ者だけがたどり着ける「究極の筋トレ」とは?
  • 4
    「ミイラはエジプト」はもう古い?...「世界最古のミ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    【クイズ】21年連続...世界で1番「ビールの消費量」…
  • 7
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 8
    「より良い明日」の実現に向けて、スモークレスな世…
  • 9
    トランプに悪気はない? 英キャサリン妃への振る舞い…
  • 10
    漫画やアニメを追い風に――フランス人が魅了される、…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の物体」にSNS大爆笑、「深海魚」説に「カニ」説も?
  • 3
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分かった驚きの中身
  • 4
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 5
    【動画あり】トランプがチャールズ英国王の目の前で…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 8
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 9
    腹斜筋が「発火する」自重トレーニングとは?...硬く…
  • 10
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果…
  • 6
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中