ニュース速報

ビジネス

正午のドルは108円後半、FOMCは新インフレ目標採用か

2019年12月11日(水)12時13分

 12月11日、正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108.74円付近。写真はミャンマーのヤンゴンで2013年5月撮影(2019年 ロイター/Soe Zeya Tun)

[東京 11日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の108.74円付近。

早朝の取引では、英総選挙に関するユーガブの調査で、保守党の議席獲得数見込みが339議席と先月27日の調査から20議席減少したことが伝わり、英ポンド/円が143円半ばから142円半ばまで急落した。英ポンドは現在142.78円付近。

英ポンドの下落は対ドルでより顕著だったため、英ポンド安/ドル高の波及効果でドルが一時108.86円まで上昇する場面もあった。

明日の未明に結果がわかる米連邦公開市場委員会(FOMC)では7月以降、3度にわたり引き下げられたFF金利が現行の1.50―1.75%に据え置かれることを、市場はほぼ確実視している。

ただ、今後しばらくは利下げしないというシグナルを送るのか、データ次第としてフリーハンドを強調するのか、利上げもありうるようなニュアンスを出すのか、注目されている。

さらに、クラリダ副議長などFRB高官らの最近の発言からは、FOMCが柔軟性のあるインフレ目標を検討していることが明らかになっている。

もし、新しいインフレ目標が採用されれば、短期的にインフレ率が上昇しても、FRBが利上げを見送ることが可能になり、株式市場が好感する余地がありそうだ。

「株高となれば、ドルの下値は一段と固くなり、上値余地がでてくるだろう」(国内銀)という。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

香港活動家の父親に有罪判決、娘の保険契約巡り基本法

ビジネス

エリオット、LSEG株大量取得か 経営改善へ協議と

ビジネス

中国1月自動車販売19.5%減、約2年ぶり減少幅 

ワールド

米下院、トランプ関税への異議申し立て禁止規定を否決
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    崖が住居の目の前まで迫り、住宅が傾く...シチリア島…
  • 7
    一体なぜ? 中国でハリー・ポッターの「あの悪役」が…
  • 8
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 9
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 10
    衆院選で吹き荒れた「サナエ旋風」を海外有識者たち…
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 5
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中