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英建設業PMI、11月は45.3 7カ月連続の50割れ
2019年12月03日(火)18時58分
[ロンドン 3日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した11月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は45.3で、10月の44.2から上昇し4カ月ぶりの高水準となった。
ロイターがまとめたエコノミストの予想(44.5)も上回った。ただ、欧州連合(EU)離脱や12月12日の総選挙を巡る不透明感が引き続き重しとなり、景況拡大と悪化の節目である50を引き続き大きく下回った。
PMIの節目割れは7カ月連続。住宅、商業施設、土木の3部門すべてが低迷した。
IHSマークイットのエコノミクス・アソシエート・ディレクター、ティム・ムーア氏は「ブレグジットの不透明感や総選挙が引き続き英建設業界を冷え込ませ、生産は11月に再び減少した」と述べた。今年、住宅建設の落ち込みは相対的に軽微だが、景況悪化期間は11月で2013年初め以来、最長となったという。
新規受注の減少ペースも加速し、業況回復は見込みづらい状況だ。
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