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ドル下落、米小売統計低調で追加利下げ裏付け=NY市場

2019年10月17日(木)06時16分

16日のニューヨーク外為市場では、9月の米小売売上高が低調だったことでドルが幅広い通貨に対して下落した。コロラド州ウェストミンスターで2009年11月撮影(2019年 ロイター/Rick Wilking)

[ニューヨーク 16日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、9月の米小売売上高が低調だったことでドルが幅広い通貨に対して下落した。

商務省が発表した9月の小売売上高は前月比0.3%減と、2月以来7カ月ぶりに落ち込んだ。製造業の弱含みがより広範な経済に波及している懸念が高まり、連邦準備理事会(FRB)の追加利下げの論拠となる可能性がある。

キャピタル・エコノミクスのシニア米国担当エコノミスト、マイケル・ピアース氏は「経済成長が鈍化しているとのわれわれの見方が裏付けられた」と指摘。MAFグローバル・フォレックス(フランクフルト)のマークアンドレ・フォンゲルン氏は「米経済が一段と弱含んでいることが示され、FRBによる追加利下げが正当化された」と述べた。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.30%安の97.998。ドルは対円で0.1%、対スイス・フランで0.39%下落するなど、特に他の安全通貨に対し大きく下げた。

米中が前週、通商問題で部分的に合意したことについて市場は当初は好意的に受けとめたが、詳細が明らかにされなかったことで期待はしぼんでいる。MAFグローバルのフォンゲルン氏は「米中が信頼できる部分合意に至らない限り、ドルの大幅な下落は考えられない」と述べた。

スポット物のオンショア人民元はこの日の取引を1ドル=7.1030元で終了。10月10日以来の安値となった。

ノルウェークローネは1ドル=9.119クローネと、2001年7月以来の安値を更新。原油輸出国であるノルウェーの通貨は、経済を巡る緊張の高まりに敏感に反応する傾向がある。

終盤の取引で英ポンドは対ドルで0.34%高。離脱を巡る欧州連合(EU)との合意に関して相反する情報が錯綜したことで、ポンド相場は翻弄された。

ドル/円 NY終値 108.75/108.79

始値 108.72

高値 108.83

安値 108.58

ユーロ/ドル NY終値 1.1070/1.1074

始値 1.1023

高値 1.1085

安値 1.1023

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